2013年06月29日

日本一の鍋焼きうどん

09-05-09_1256-2.jpg



 なだらかで平坦な道を、かれこれ1時間程歩いただろうか・・・
 
久しぶりに訪れた山道に徐々に体が慣れてくる。 
 
沢に出るとさらに空気が変わり、五感もフル回転してくる。
 
 木製の橋を渡りさらに沢沿いを歩くと、いつもの場所に2リットルの水の入ったペットボトルがならんでいる。
 

 今回の目的地である鍋割山荘では水場が近くに無い為、登山者がボランティアで水を運んでいる。 
 
 2本のペットボトルをザックに詰め込んだ。黒滝のマイナスイオンをたっぷり浴びると道は急な上り坂が続く・・・
 
 ゆっくりと楽しみながら、この山道でいちばん好きなブナ林に出た。
 
 初めて登った時からなぜか惹かれ、心が安らぐ場所である。フィトンチットなのかパワースポットなのか、日常では味わえない空気が確かにそこにある。

 
 気分よく一気にブナ林を抜けると後沢乗越の尾根に出る。ここからはずっと尾根沿いに登る。
 
  右には私がいちばんよく登る塔ノ岳の尾根が見える。離れて見ると、とても愛おしい道に思える。
 
 左手には富士山の頂が見えてきて、登るほどに徐々に裾野へと広がっていく。
 
 やっと目指す鍋割山の頂上が見えてきた。  
 

ペットボトルを山荘のダジャレ好きなおかみさんに渡し、歩荷記録を持つ(当時100 Kgを背負って登ったと言う)ご主人に、名物鍋焼きうどんを注文した。 
 
山道を運ばれてきた具材、日本一の山を見ながらのロケーション、この山に登ったものだけが味わえるこの幸せ、まさに日本一の鍋焼きうどん。
 
 この鍋焼きうどんを食べる為だけにこの山に登る・・・  
 

                                                              豊作

この記事へのコメント
情景が目にうかびます。

富士山が世界遺産になりまして、
今後、ますます登山人口が増えますね。
自然の楽しみかたを知っている、紳士な
豊作さんのような方ばかりならいいのにな。
と、思う今日このごろです。

Posted by kenji at 2013年07月01日 08:41
いつもコメントありがとうございます。
紳士ではないですけどね…
一緒に行った富士登山思いだしました…
韓国なう…
Posted by 豊作 at 2013年07月02日 00:58
チョケッタ〜!
Posted by kenji at 2013年07月02日 20:42
タイトルだけ見て「もしや!」と思いました。
味、シチュエーション、景色、本当にどれをとっても日本一ですよね〜。
あれを食べるためだけに登る価値があると断言できます。
私はしばらく行ってないので、今年の秋あたりまたいかがでしょうか。
Posted by R-7 at 2013年07月10日 19:31
コメントありがとうございます。
いいですね〜皆で行きたいデスネ…
Posted by 豊作 at 2013年07月15日 11:12
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/70197132
この記事へのトラックバック
go top